盗聴器。
映画007だとかで出てくるように、その使用目的も、
昔は国家機密の諜報活動だったり、我々とは縁遠い存在でした。
ところが、今やそれはごく身近に存在し得る、というのが現実の姿。
日本国内での盗聴器の年間販売台数は、30万とも40万とも言われます。
仙台市内だけでも、100を超える盗聴器が稼動しているものと考えてよいでしょう。

民放に限ってのことですが、報道番組あるいは報道特別番組などで、
盗聴器の話題は、ことさらにセンセーショナルに扱われていて、違和感があります。
この10年余りの間、盗聴器が蔓延するのを、既に私は感じて来たからです。

人間の心の闇を映す鏡のように、様々な目的によって、
盗聴器はあなたの身近にも、静かに、そして確かに、存在するのです。

これまで、一般民家など33件、ラブホテル5件の盗聴器稼動を確認しています。
(2007/4/2時点)
以下は、実際に盗聴器が設置されていた場所に突入、
シロウトながらも「盗聴バスター」を敢行した記録です。
現在私が存在をキャッチ
している、盗聴器情報
被害者宅全景画像 被害者宅近景画像 コンセント型盗聴器本体正面画像 盗聴器本体裏面画像
続きまして、二件目。一般の住宅に仕掛けられた盗聴器です。
場所は、仙台市の市街地。近くには国公立の大病院が林立する住宅街。仕掛けられた住宅は、単身者向けのアパート。そして被害者は、市内私立大学に学ぶ女子学生でした。

たまたま、私の立ち寄り先がこの住宅に近かったことから、追跡は数ヶ月の長きに渡りました。しかし、やはり場所の特定は困難を極めます。
周囲にも多数のアパートがあり、どの世帯に「それ」があるのか、まったく手がかりはありません。
盗聴器を仕掛けた、且つ悪意に満ちた被疑者と、出くわさないとも限りませんし・・・。
うかつに周辺をうろうろするわけにもいかないわけです。結局は、「多分」と思われるアパート数件に絞り、気の長い「待ち」調査をする以外ありません。といっても、その行動自体、他人からみれば限りなく怪しいんですけどね。「職質モノ」でしょう。

まず、車を駐車できる場所を確保。当たりをつけたアパートを注視しながら、盗聴器から発信される電波を受信。あらゆる音、(通り過ぎる車や、カーテン、電灯のON/OFFの音など)に耳を傾け、一つ一つの部屋の可能性をつぶして行きます。
最終的には玄関の出入りの音で、被害者宅を特定することができました。

自分としては、あくまで第三者の立場をとるべき、との判断で、そのあとも特段の行動は控えていました。(しかし受信は続けていました。)
そんな状態が続き、ある日転機が訪れます。
車から被害者宅の周辺をうかがう、受信機を手にした怪しい人物(私も同じですが・・・)と、出くわしたわけです。
初めのうちは、自分と同じく「便乗盗聴」を行っているのかと思いました。しかしその人物は、これを明らかに否定する行動に出たのです。
私が見ていることには気づかずに・・・。

何とこの人物、車に乗車したまま、携帯電話を手にすると、被害者宅に「無言電話」を執拗に繰り返すではありませんか!!。
一時間以上にわたり、数回の無言電話をし、玄関のドアを2回ほど叩く、という行動をとり、立ち去りました。
恐らく、被害者と何らかの接点がある人物なのでしょう。
その当時は、「ストーカー」という概念があまり一般的ではない頃でしたが、今にして思えば、明らかに「ストーカーによる盗聴器の設置」であると確信しています。

さて、そのような状況であることを知ってしまった以上、さすがに第三者のまま、いうわけにはいきません。かといって、唐突に事情を説明したところで、被害者に話を信用してもらえるか保障の限りでないわけで・・・。
私も「便乗盗聴」を通じて、プライバシーに触れてしまったわけですし・・・。
などと、その次の日も、被害者宅前で一人考えていたところ、被害者が外出のため出てきたのです。瞬間このチャンスを逃せないと判断、身元を明らかにしなければと、とっさに「運転免許証」を手に、意を決して車を降りました。

そしてそれまでの経緯も含めて、すべての事実を、隠すことなく、誠心誠意説明しました。
幸いにも事情を理解してもらうことができ、後日、被害者とその友人たちの立会いのもと、盗聴器は撤去することができたというわけです。
盗聴器は、天井のエアコン用コンセントに単独で差し込んであり、一目でわかるものでした。

事情が事情ですので、建物内部を取材、というわけにはいきませんで・・・。
概観と、本体の画像にてご勘弁を。
盗聴器ユニット全景画像 盗聴器本体近景画像 盗聴器本体分解後画像 撤去した盗聴器を
分解、回路図に起こしてみました。

アニメーション 矢印PDFファイル
ラブホ室内画像 コンソールパネル分解前画像 コンソールパネル分解後画像 盗聴器設置確認の全景画像
建造物全景は、どこのラブホか露骨に判ってしまうので、割愛します。場所柄、盗聴するべき目的は、明らかなわけですな(笑)。仕掛けた人物は恐らく、ラブホの関係者か、あるいは近隣に住居もしくは勤務する人物でしょうか。

盗聴器があるのはわかっていても、しかし一体どこの部屋なのか、特定するのは困難。
そんな日々が、けれどムフフと続いた後、「チャンス」は訪れたのです。ある日、盗聴器からの音声を受信していましたところ、年配者と思われる施設利用者が、コトの後、フロントに「○○号室です。これから出ます。」と、ご丁寧にも連絡を入れたんですよ!。

これでどの部屋か確定されました。誰に頼まれたわけでもない、「お勝手盗聴バスター」がいよいよ実現できるというわけです。
しかし、さすがにちょっとだけ迷いましたね。外せば、ムフフな音声が聞けなくなるじゃないですか。でも、ちょっとだけ悩んだあと、バスター決行したです・・・。はい。人間、好奇心には勝てません。上が、そのときの画像です。多少のコメントも、入れておきました。

よく「○○ってラブホさ、盗聴(あるいは隠し撮り)してるんだって。」といったような噂を耳にします。あるいは「あそこは(幽霊)出る。」とかなんとか。
「出る」のはともかくとしても、大抵が営業妨害を目的としたデマとか、全く根もはもないデッチあげでしょ。
そんなに手間暇掛けてまで、人様のエッチ(しかも音声のみ)を覗こうという奴なんて、実際そうそういるものではありません。せっかく仕掛けても、私のように「便乗盗聴」するヤツがどんどん出てきて、挙句外されたりるのがオチです。
はっきり言いますが、盗聴器を仕掛ける行為は犯罪です。具体的には電力の盗用、電波法違反、ストーカー行為、不法侵入など。民事でいうとプライバシー侵害、肖像権の侵害など。
しかし、いずれも微罪扱いなのが気になりますね。

警察にしても、公安では昔から盗聴をしていたフシがあるし。
「盗聴防止法」でも立法しないかぎり、恐らく今後も、盗聴は後を絶たないでしょう。
まずは、宮城県仙台市宮城野区のラブホテル。「R」から・・・
ページタイトルロゴ
―― 盗聴器のページ ――
盗聴器は身近にも存在しているのです。
何か情報お持ちの方、居られましたら、是非お知らせください。
勝手に外したりしませんから(笑)。

盗聴器本体も、昔は5〜6万円はしたもんですが、今は半値以下。
ストーカーというコトバも一般化した昨今、盗聴器もその気になりさえすれば手に入れるのはたやすく、したがって誰もが被害者・加害者になり得ることを意味します。
その気になれば、プライバシーは、いとも易々と侵害されてしまうということです。

必要以上に心配することがあってはいけませんが、注意するに越したことはありません。
もしも気になることがあるようでしたら、専門の業者さんに調査を依頼することです。
ここで気を付けなければならないことは、インチキな業者が非常に多いことです。
おまけに、法外な調査費をふっかけてきたりします(探偵の業界と似た構造)。
私のお勧めは、東和通信社日本情報安全管理協会です。
いずれもほぼ全国をカバーする組織で、調査には定評があります(料金も「それなり」)

最も簡単で安上がりな方法は、家電量販店やホームセンターでも手に入る(今は通販のほうが手ごろかも)、「広帯域受信機」を購入することです。扱いは、ケータイよりもカンタンです。
「盗聴器発見機能」が搭載されている商品もあり、自宅周りの盗聴器程度であれば、確実に発見できます。市販の盗聴器の周波数データが、あらかじめプログラムされている機種がよいでしょう。また、時間は掛かりますが、一度はフルバンド・スキャン(受信可能の周波数帯全域をスキャンすること)を行えば確実です。
実際のところ私も今まで、カスタムメイドの盗聴器に出会ったことは一度きり。プロの探偵でさえ市販の盗聴器を使用する世の中です(情けなや)。汎用盗聴器の周波数のみでも、大体安心してよいでしょう。

ところで、自分で調査する際に最も注意すべき点があります。それは、例え盗聴器が存在しても、電源が入っていなければ発見できない(電波が発射されていないからあたりまえですが)ことです。盗聴器は、巧妙に、家電製品の電源と連動するように仕掛けることも可能です。普段から使用する頻度の高い照明や電化製品は、全て電源を投入した状態で調査することを、心がけてください。(たまにしか使わないホットプレートとか、コーヒーメーカーなどは含まない。)

また、人からもらったり、見覚えのない「三叉コンセント」は絶対使用しない。家電製品の贈り物は、一度は疑ってかかる(いやな世の中ですね)。など、自衛策も必要です。
補足
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