現在、第三者からの通信傍受に一番無防備にさらされているのは、コードレスフォンでしょう。無線LANのセキュリティーよりも、注意を払っておくべき問題かもしれません。暇に任せてご近所の会話を傍受、受信日誌を作成するマニアもいる、なんてつわものも存在します。通話の中で、秘匿性の高い個人情報をやりとりするような場合、昔ながらのカールコードがついた有線電話機か、携帯電話の使用を、強くお勧めします。

通話だけじゃありません。例えば通販の会員番号などを、プッシュボタンで入力した経験はないですか?。このプッシュ音からは、番号が解読できるのです。ちなみに、私は解読器なしで、耳だけで番号を解読できます。マニアの、マニアたる所以とでも言いましょうか。

では、重要な情報は、有線電話や受信不能のデジタル通信(携帯orPHS)を使えばもう安心?。いいえ、まだまだ甘い。通信している相手先の端末が、コードレスフォンだったら・・・。相手先の周辺で、電波が傍受されている可能性もあるわけです。悪意の第三者に・・・。

しかし、実際問題、通信傍受によって知り得た情報を漏洩、あるいは悪用する行為は電波法に違反します。ましてそのような、通信傍受で得た情報をもとにして何らかの行動に及べば、間違いなく全て刑法に抵触するでしょう。
まともなマニアは、決してそのようなマネはいたしません。

しかし、世の中まともな人ばかりではないですからね・・・。
万全の防衛を心がけて下さい。


 1:受信の実際と受信機の設定

     実際どのようにすれば電波を受信できるか。
     また、個人的な受信スタイルの公開。

 2:アクションバンダーの狙い目

     どのような電波が傍受できるのか?。
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――アクション・バンドとは?――
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日本は、世界最大の「ワイヤレス大国」とも言われています。
(いや米国だ、中国がこれを抜いたなど諸説あり)
航空、交通、携帯電話に、PHS等々・・・、絶え間なく飛び交う電波。
受信マニアが傍受を目的とした電波を、放送電波とは区別して、アクションバンドと呼びます。

例えばコードレス電話とか個人対個人の会話も、電波に変換され空中を漂っているというわけ。
しかも自分の会話が電波に乗って、家の外にまで漏れ漏れ状態。
電話機の機種によっては、電波は周囲数百メートルにも及ぶんです!。
それを他の誰かが聞いて(受信して)るかも?なんてことは、普段あまり意識しないでしょ?。

しかし、「無線通信」は、受信可能な第三者にとって「放送」に等しいのです。

無線にちょっとでも詳しい人ならば、もちろん常に意識してるはず。
「いま、この会話は誰かが耳にしているかも知れない」って。
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Alinco DJ-X8
ハンディー受信機 画像
アクションバンドの受信には、広帯域受信機が必須です。

私が現在使用しているのは、アルインコのDJ−X8。
主に車載器として使用しています。
車載アンテナはコメットのRX−7。

発信源の探索の際は、車から持ち出して、
ハンディー・アンテナを装着。というスタイルです。

操作のほうも、最近では複雑化した携帯端末と比べても簡単。
災害発生時の情報収集、ちょっとした待ち時間の暇つぶしに、
大活躍間違いなし。

実際あると便利で、ちょっとマニアなおもちゃです。