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盗聴バスター報告最新版
これで3度目となる盗聴器撤去作業、いわゆる盗聴バスターですが、
先日、無事終了して来ました。ここに詳細をご報告いたします。

いえ実は「先日」というのは真っ赤な嘘で、もう1年以上前のことなんです。
潜入場所はラブホ。そう、いわゆるラブホテルです。
事前情報として、設置者はラブホ関係者であること。
そしてその事実には、経営者ならびに他の従業員は気づいていないこと。
等の情報をタレこんでいただきました。

で、設置した人物にとって、第三者が潜入し盗聴器を撤去される、
という出来事は、かなり衝撃的な出来事と思われます。
実際、撤去直後のラブホからの退出において、1Fフロント前で出くわした
従業員(30歳前後の男性)は、明らかに動揺し、
歯がゆさをにじませた、何とも言えない表情を浮かべていました。

全40室ほどのラブホに3台もの盗聴器を設置するという、
前代未聞、やりたい放題の行為に対して、衝撃を与える。
という目的をもって、こちらとしてもバスターに望む以上、
相手方からの何らかの報復を、覚悟しなければいけないわけですね。

しかしながら敵も反省し、その後はおとなしく盗聴器を撤去して、
忘れたころにおずおずと1つくらいは設置を試みる。
なーんていう展開になるものと信じていたんです。

ところがどっこい、1年以上経過したいまもなお、
相変わらずのやりたい放題です。
盗聴器はその設置場所を移動しながら、それとは知らない利用客の、
決して他人に聞かれたくはないであろう、非日常の行為の一部始終を
垂れ流し続けています。

もう充分過ぎるほど、時は経ちました。
もし何か報復してくるようなら、即刻通報することに決意しました。
と同時に、WEBへの公開に踏み切った、というわけです。(2007/3/7)
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試しに、バスルームのコンセントに差し込んで、試験電波の送信中。
仕掛けた人物は、この音声も聞いてるんでしょうね。くわばらくわばら、
この直後私たちは、料金を精算するや否や、逃げるように退室。
冒頭で記述したように、当事者と思われる人物と遭遇するも、トラブルには至らず、無事帰還しました。
以上です。ふ〜っ。疲れました。
盗聴器本体を接写。
普通の人には、わかんないですよねぇ。
月刊「ラジオライフ」(三才ブックス)の通販コーナーには、国内で販売されている殆どすべての盗聴器・受信機が掲載されています。盗聴に不安を感じる方は是非、手にとってご一読を。リスクを充分に理解することが、安全を手に入れる第一歩なのです。
三叉コンセントがない分、ちょっと隙間が大きくなってしまいました。
一応現状復帰ということで。
この狭い隙間がまた、目立たなくてちょうどよかったんでしょうなぁ。
コンセントは一つ。しかし差し込む電気製品は、電子レンジと自動販売機の2つ。三叉コンセントが付いていることには必然性があるんですね。
ここで、動画の撮影は終了し、設置場所付近を接写しました。
外したあと。当然電波は出ていません。
しばしボーっとしてみました。
こんなコンセントひとつ差し込んでおくだけで、一般人の性の営み、ムフフな「アノ声」が垂れ流しになるわけですから…。
仕掛けたくなる気持ちは、おおいに理解できます。しかし、実際仕掛けてしまう行為。ましてやそれがラブホの従業員だというのは、許されることではないでしょう。さりとて、告発まではしませんけどね。これ以上は関わりたくありませんから。っても、十分関わりすぎてますけど。
ついに取り外しの瞬間です。
コンセント差し込み式の盗聴器は、交流100Vから電源を直接供給していますから、外してしまえばただの三叉コンセント。
こうなれば発信機と受信機の間の音声をさえぎるものは何も無し。激しくハウリングを起こします。盗聴器を仕込んだ人間は、この時点で一体何が起きているか、全てを悟っているはずです。
実際見るのは初めてのタイプの、三叉コンセント式の盗聴器がお目見え。
こうなれば行動あるのみです。ボックスを移動して、すべてを世間の皆様の目の当たりにさらして差し上げましょう。
もちろんレベルメータはフルレベルです。
スピーカの方向によって、微弱ですがハウリングを起こしかけてきました。この裏側がいかにも怪しい。
ちなみに、一部の写真で光量不足になっています。これは、動画からのキャプチャーのせいです。ご了承下さい。
いよいよ発見!となるあたりから、動画で記録しておいたんです。
カベをトントン。電子レンジをバタンバタン。非常に音は近い。
盗聴器に近いと、音の「反響成分」は減少し、また、「低音成分」は強調されます。
慣れですが、盗聴器に近いか遠いか、私は一発で判ります。
さて、入室後の室内検索(といっても、受信機持ってウロウロしただけ)により、ほどなくこのあたりが怪しいことが判明。ドアの向こうはバスルームですが、そちらではないようです。TVの音がそう大きく入ってこないので、TV周辺でもない。するとこの電子レンジあたりが、俄然怪しいわけです。
でも、そういう事前の行動自体、全て監視下にあるじゃないですか。恐らくカメラも回っているでしょうし。車だとナンバーの照合をされたりしますから、近くであらかじめ降りて、徒歩で潜入したです。
ご用心ご用心。
ところで、盗聴波を捕らえているとは言え、そもそもどの部屋に盗聴器が仕掛けられているのか?。それを探るのが至難の業なのです。今回の場合、客がラブホを退室したあとの清掃作業がカギでした。ほら、清掃が入ると、必ず窓を開けるでしょ。
でも、それが何号室なのか?。わからんのです。結局全フロアの構造を解析しました。そこらへん、詳細は割愛しますが、何度か実際にフロントに潜入して、空き室状況と照合したり、とにかくデータを積み上げていったです。
さて、いよいよ室内です。10年前と比べて、あたりまえですがおしゃれな内装です。
この時点で、既に電波は強力であり、受信機のアンテナを外した状態でも、シグナルメータが反応します。もちろん受信機からは、私たち自身の足音などあらゆる音が、電波に乗って周囲数百メートルに知れ渡っているわけです。盗聴器を仕掛けた人物も、仕事の合間に聴いているはずです。いきおい口数が少なくなります。
単独男性のみの潜入は、怪しすぎ。且つ何かアクシデントが起きた時のことも考えて、知り合いのオネエちゃんをアシスタントにしてみました。(顔もぼかしてみました)
ここで皆さんの一番の関心事に触れずにおくわけにはいかんでしょうな。はい。
結論から言うと、バスター以外の「活動」は一切ありません。ご休憩の料金をしっかり払いながら、シーツにシワひとつ残さずに退室してきましたです。皆様のご期待に沿えず、あいすいません。
今回のターゲットである、ラブホ。
ここのバスター、実に2回目です。
経営者が迂闊すぎると言わざるを得ません。一応どこのラブホか判り難いように、画像に加工を施しました。
営業を妨害する意図は全くありませんので。悪しからず。
関係者告発の際は、この画像は削除します。
経営者さん、ご一報下さい。連絡先はトップページに掲載してあります。
ラブホ全景
アシスタントのおネェちゃん
潜入室内1
潜入室内2
潜入室内3
潜入室内4
潜入室内5
潜入室内6
フルスケール
棚を移動
チェック1
チェック2
バスターの瞬間
最後のチェック
バスター完了
設置状況写真1
設置状況写真2
設置状況写真3
現状復帰
撤去後近景
盗聴器接写
電波発射試験